4月1日より価格改定に伴い、スライスの枚数を7枚から5枚へ変更します。

 

さて、今回はスライスパックをセット販売する理由をお伝えしたいと思います。

 

セラーノ のハムをスライスにパックするにはまず、原木(写真参照)を解体して部位ごとに切り離すところから始まります。

既にお伝えしていることなのですが、部位の名称がスライスパックに貼り付けてあります。

生ハムとは一言で表現できても、味の違いは部位によって違うものです。

http://blog.serrano-shop.com/?eid=241

 

 

主に3部位に分けておりますが、うちもも:そともも:しんたまの部位はブロックにするとおおよそ3:1:1の割合になります。

 

この構成比率をもとに今回スライスセットの枚数の見直しを行いました。枚数が2枚減りますが、今まで通り、できる限り全ての部位をバランスよくご用意し、味をお伝えしていきたいと思っています。

 

スライスセットで原木1本の全体の味わいを理解できるように、それがセット販売にする理由です。

 

少し前の話ですが、凸版印刷さんが運営するSHUN GATE というウェブサイトにて当ショップで販売する商品の紹介を兼ねて、セラーノ について取材いただきました。

 

セラーノのオンラインショップ商品にスポットを当てて紹介いただくのは初めてでしたので、オンラインショップをご利用いただいているお客様には是非ご覧いただきたいと思いました。

 

https://shun-gate.com/okurimono/dry_foods/okurimono_52.php

 

 

SHUN GATEでは日本の食について広く海外へも情報を発信し、その情報をアーカイブしていく、ということを目的にしているということです。

 

 

美味しいものを食べる時、演出も大事な要素の一つ。

私たちの乾燥熟成肉を盛り付ける皿をオリジナルで作りたい、どうせ作るならば、デザインだけでなく、機能的な面も日常的に役に立つようにとの想いがありました。そこで、生ハムのホルダーを製作して頂いている石堂氏にお願いして、私どもの生ハムや腸詰類をちょこっと切ったり盛り付けたりできるカッティングボードをデザイン製作していただきました。

これからこだわりの数々を紹介したいと思います。

 

まず、素材についてですが、高級家具の材料としてよく知られております、北米産の無垢のチェリー材を使用しております。

チェリー材は水に強くカッティングボードに向いており、使い込むうちに経年による色の変化を楽しむことができます。 石堂氏によると、使い込むうちに一段と濃い色になるそうです。また、無垢材を使用しておりますので、木の柄が出たり、フシがあるものは小さな穴があります。天然の木が材料ゆえのことですので、ご了承下さい。

 

デザインについては、生ハムのイメージ(セラーノ のロゴ)を輪郭にし、持ち手の部分の面を取ることで、つかみやすく、持ち上げやすくなっております。

自立こそしませんが、立てかけた時にころんと倒れないような形も考えてデザインされています。生ハムや腸詰類を切って盛り付けたりすることを考慮して、無塗装で仕上げておりますので、ナチュラルな雰囲気を楽しめます

 

 

 

(石堂氏は意図してないけど、こっそり横にしてみたら、意外と自立しました!)

 

最後に、何といっても石堂氏のこだわりは、「手がんな」仕上げです。

手がんなで仕上げているので、表面もつるつるで水切れが良くなっています。

(手がんなで作業中の石堂氏)

 

デザインや素材、そして製造工程にもたくさんの思いがつまったカッティングボードです。

生ハム・腸詰、カッティングボードとお好みのドリンクで晩酌をお楽しみください♪

 

使用後は洗って乾かし、割れやそりの発生の原因となる直射日光はお避け下さい。

食洗器は使用不可です。

 

長く使っていただけるよう、アフターケアとして削り直しにも対応していく予定です。